「迷惑メールが来てかなわんので、メールはもう使わんようにしとる」
という方がいらっしゃいました。
自作のホームページに、安易にメールアドレスを載せてしまったんですね。
迷惑メールを配信する業者は、いろんなホームページからメールアドレスを探し出します。もちろん人力では無理があるので、そういうシステムを作って自動でかき集めます。
ホームページにそのままメールアドレスを載せていると、それはもう格好の餌食。そして、1社に見つかったらあれよあれよという間に、いろんな業者からの迷惑メールが届くようになります。1日100通とか来ちゃうと、仕事のメールを見失う可能性もあり、業務に支障をきたしますね。
一度来だした迷惑メールはもうとめることはできません。そのメールアドレスはあきらめて、新しいメールアドレスを作るしかないでしょう。
そして、新しいメールアドレスはホームページにそのまま載せないこと。最適なのは「入力フォーム」を設置して、お問い合わせはそこからいただくようにすること。
または、メールアドレスを画像化する、暗号化する、などの工夫が必要です。
弊社でも対策できます。ご相談ください。
ところで、なんで迷惑メールは無くならないのか…?
もちろん儲けている人がいるからです。2006年の大阪で迷惑メールの業者が捕まりました。メールの文中をクリックすると料金が請求されるという、いわゆる「ワンクリック詐欺」です。逮捕メンバーいわく、
「1億8,000万通のメールを送って、2,600人が詐欺に遭い、7,500万円が口座に振り込まれた」
とのこと。
計算すると、約7万人に1人(0.0014%)がクリックするだけで2~3万円の売上があったわけですから、そりゃ~儲かりますわね。
みなさんは7万人の1人にならんように気を付けてくださいね。