築130年という歴史ある建造物「早川倉庫」で、日本画と陶芸の展示会が開催されたので、ちょっとのぞいてまいりました。
開催:2010年11月27日(土)~29日(月)
会場:早川倉庫(熊本市万町2-4)
作家さんは滋賀県のご夫婦で、ご主人(鈴木靖将さん)が日本画家、奥様(鈴木晴嵐さん)が陶芸家。どちらも独特の作風で、新鮮な気持ちで眺めてまいりました。特に日本画の方は絵本になったり、小説の挿絵や包装紙のデザインとして使われたりしているそうなので、実はすでにどこかで目にしているかもしれませんね。
さて、会場の「早川倉庫」ですが、これがまたいい味を出していてギャラリーにピッタリ。元は大きな酒造所でしたが今は貸し倉庫業を営んでおられます。今回のようにギャラリーとして使用されることはまれのようですが、実に惜しいですね。もっと活用すべき!と思ったら、建築基準法や消防法などの関係で開催しづらいんだそうです。なんかいい方法はないもんでしょうか、県・市職員の皆さん!
さらにまた当代社長の若い息子さんが粋な人で、普段はもちろん貸し倉庫業に従事してますが、イベントごとに人力車の車夫になったり、趣味の弾き語り(甘い歌声♪)を披露したりする多才っぷり。建物もろとも古町観光に活かしていきたい逸材でございます。
いつかまたギャラリーなどで「早川倉庫」を見学できる機会がありましたら当ブログで告知します!