携帯用ホームページについて書いているシリーズの第4回、最終回です。
前回からだいぶ間が空いてしまいましたが、今回は「携帯サイトならではの使い方」について。
前回、携帯電話の特徴について書きましたので(第3回 携帯電話の特徴を知ろう)、携帯サイトはそれを活かさないわけにはいきません。
携帯電話はパソコンと違って、画面が小さくマウスが無いので、いろいろ検索するには不向きです。なので、残念ながら携帯サイトを作っても検索から偶然やって来る閲覧者はそれほど多くありません。
じゃあどんな人が携帯サイトを見に来るのか。携帯サイトへの流入経路は、パソコン用サイトとは違って
- QRコードを読み込んで
- メールマガジンのリンクから
などが多いです。
これらの閲覧者はズバリ
「新規客ではなく常連客」です。
- 一度でもお店に来たことがある
- 商品を買ったことがある
といった人に向けて、
- 再度来店させる
- リピート購入させる
といった施策に有効なのです。
そのためにもメールマガジンを発行したり、QRコードを印刷してばらまいたりしないと、せっかく携帯サイトを作っても効果が上がりません。
携帯サイトを作る場合、これら周りの施策も一緒になって展開していかないと、お金の無駄遣いになってしまいがちです。「あったらいいな」くらいの軽い考えではなく、ターゲットや目的をしっかり考えて作るようにしましょう!