ここ数日で、携帯サイトについてのお問い合わせが立て続けにありました。
「若者がよく見るから」「持ち運んでいつでも見られるから」という理由で携帯サイトを作ってみたいと発想されたそうですが、もう一歩踏み込んで考えてみましょう。
確かに、携帯電話はパソコンと違って、
- 外出先でも見ることができる
- ほとんどの人が持っている
といった特徴があるため、携帯サイトがあればたくさんの人が見てくれるかもしれません。
しかし、その携帯サイトの存在を知っている人しか見てくれない、という弱点があります。すなわち、携帯サイトへの流入経路は、
- メールに書いてあるURLをクリックして
- QRコードを読み込んで
がほとんどであって、「検索して」「直接URLを入力して」などは少ないということです。
つまり、携帯サイトはすでにそのお店を知っている人が見るものであり、ユーザーが偶然携帯サイトを訪れることは少なく、新規客へのアピールとしては物足りないでしょう。
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一方で、常連客に対してのアピール度は抜群です。なぜなら携帯電話には、
- 個人が所有している
- リアルタイムで情報が届く
といった特徴があるため、メールによるお知らせが大きな効果を発揮するからです。その日その時の状況によって、あるいはそのお客さんの状況によって、いろんなメールを送ることができます。例えば、
などなど活用できます。ハガキや電話ではこんな営業できませんね。
こういうメールを送るためには、一度ご来店いただいたり会員登録してもらったりする必要がありますが、そうやって獲得した顧客リストはお店・企業の財産です。新規客にリピートしてもらいたいなら、この財産を活用するしかありません。
携帯サイトを作るなら、顧客の囲い込みまで考えてメール配信システムを検討してみてはいかがでしょうか。アットブリッジでもばっちり対応しています。