今日2014年6月12日から、薬のインターネット通販が解禁になりました。
2009年に薬事法が変わって、コンビニやスーパーで薬が買えるという「規制緩和」があった一方、対面販売ではないネット通販は禁止されてしまっていたのでした。
「楽天」や「ケンコーコム」など薬の通販大手は大打撃。「諸毒消丸」を全国的に販売している、ご近所の「吉田松花堂」さん(中央区新町)も少なからず影響があったことと思います。
それから5年、再び薬事法が変わって、インターネットで薬が買えるようになりました。対面では買いづらい「育毛剤」「水虫薬」「妊娠検査薬」などは通販での売り上げが多かったと聞きますので、利用者も増えるのではないでしょうか。
しかし、この「どさくさ」にまぎれて、無許可業者や偽薬の販売が横行するのではというリスクも。
実際、薬局がインターネットで薬を販売する場合、厚生労働省に届け出や手続きが必要だそうですので、消費者はある程度調べてから購入を決めた方がよさそうです。
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