新町古町トピックス~ひな祭りの展示


熊本の城下町は何かと行事を大切にする地域です。特に昔から伝わる季節の行事って、ただの風習にとどまらない、ひとつひとつに意味があるそうですね。

そろそろ3月の「ひな祭り」が近付いてきて、新町古町でもひな祭りに関する展示があちこちの商店で見られます。

【開催】平成23年2月21日~3月6日
【主催】五節供の会
【場所】新町古町の協賛店


より大きな地図で 新町古町ひな祭り を表示

印クリックで詳細が見られます。

「五節供の会」が、そんなイベントに向けてちらしを発行していて、その中身が興味深かったのでそのまま引用します。文章は「五節供の会」事務局の米村孝一さん。

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「ひなまつり」は、子供が礼儀作法を学ぶ下準備

わが国の年中行事は、その行事を通して、人の心が正しく育つようにとの願いが込められてきました。つまり、季節の折節に行う「行事」を通して、子供たちが生まれながらにもっている性質を伸ばしてやるとともに、ごく自然に躾が身に付くようにとの智恵が込められています。その意味において、季節の変わり目に執り行われてきた「「五節供」は、我が国の大切な行事であるといえます。

五節句の一つである「ひなまつり」は、子供が、子供たちを招き、雛あられや甘酒を振る舞ってきた行事でもありました。そうすることで、招いた子供も招かれた子供も、大人となり客として招かれたときの礼儀作法を知らず知らずのうちに学んできたのです。言葉をかえていえば、わが国の素晴らしい文化である、争う事なく共に生きるための智恵を、季節の折節に行う行事を通して子供のときから学ばせてきたのが、この「ひなまつり」の行事です。

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「ひな祭り」は「桃の節供」とも言われ、桃の花が咲く頃の行事。五節供のひとつです。

【五節供】

人日(じんじつ) 1月7日 いわゆる「七草」。七草粥を食べて邪気を払う。
上巳(じょうし) 3月3日 いわゆる「桃の節供」「ひな祭り」。潮干狩りを楽しむ風習もあった。
端午(たんご) 5月5日 いわゆる「菖蒲の節供」。武者人形や鎧兜、こいのぼりなどを飾る。
七夕(しきせき) 7月7日 いわゆる「たなばた」「笹の節供」。
重陽(ちょうよう) 9月9日 いわゆる「菊の節供」。一家の長寿や繁栄を祈る行事。

いずれも基本的には月と日の数字が重なる日(ゾロ目の日)に割り当てられていますね。こういった行事を通して、大人たちは気を休めて英気を養い、子どもたちは礼儀を知り知識を高めていったのです。地域が子どもたちを育てるためにも四季折々の行事って大切ですね。

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